はな*つむ
第2章 闇烏
口にくわえられた指先がじわりと熱くなる。
舌で指と爪の隙間を撫で、指先を刺激して来た。
ただ、指をくわえられているだけなのに、何故か全身を弱い電気が走るような感覚に襲われる。
更には聞き慣れぬ言葉らしき音が頭に響いて氷雨の頭の中を掻き乱す。
「か、神威殿ッ! もう十分です、理解できました!」
むず痒く焦らされるような感覚と頭の中がぐちゃぐちゃになるような感覚に耐えれず、氷雨が言う。
「理解できました? 他に言う事は?」
神威は問い掛けてからすっと氷雨の顔に自身の顔を寄せ、片方の足を氷雨の両足の間に滑り込ませる。
彼の足が下部の敏感な所に押し当てられ、氷雨は驚きに目を見開く。
「あるだろ? 言う事」
意地の悪い笑みで言いながら、絡めた足でぐりぐりと氷雨を刺激して来る。
彼の力で押さえ付けられた体は抵抗しても無意味で、波の様に押し寄せる熱い感覚が力を奪う。
「ぶ、無礼を、わ……」
謝罪の言葉を告げようとした氷雨の口は、神威の口に塞がれた。
「ッ!」
そのまま、氷雨の頭と腰を押さえ付け、神威の足は彼女の下部を攻め続ける。
刺激を受け、濡れ出したその場所から水気のある卑猥な音が僅かにもれだした。
挿入され、突き上げられている様に氷雨の体は揺さぶられる。
「ん! んんっ!」
解放されず塞がれた口の中に神威の舌が入って来て、氷雨の頭は混乱した。
強さを増す快楽、熱さを増す肉体。
途端に全身に衝撃が走り、体がビクンッと跳ねた。
それは兄に抱かれた時に似た感覚ではあったが、それよりもずっと甘美な感覚だった。
ヒクヒクと痙攣する自身の身体に、熱く甘い快楽が広がる。
神威はゆっくり口を離し、舌を抜いた。
舌で指と爪の隙間を撫で、指先を刺激して来た。
ただ、指をくわえられているだけなのに、何故か全身を弱い電気が走るような感覚に襲われる。
更には聞き慣れぬ言葉らしき音が頭に響いて氷雨の頭の中を掻き乱す。
「か、神威殿ッ! もう十分です、理解できました!」
むず痒く焦らされるような感覚と頭の中がぐちゃぐちゃになるような感覚に耐えれず、氷雨が言う。
「理解できました? 他に言う事は?」
神威は問い掛けてからすっと氷雨の顔に自身の顔を寄せ、片方の足を氷雨の両足の間に滑り込ませる。
彼の足が下部の敏感な所に押し当てられ、氷雨は驚きに目を見開く。
「あるだろ? 言う事」
意地の悪い笑みで言いながら、絡めた足でぐりぐりと氷雨を刺激して来る。
彼の力で押さえ付けられた体は抵抗しても無意味で、波の様に押し寄せる熱い感覚が力を奪う。
「ぶ、無礼を、わ……」
謝罪の言葉を告げようとした氷雨の口は、神威の口に塞がれた。
「ッ!」
そのまま、氷雨の頭と腰を押さえ付け、神威の足は彼女の下部を攻め続ける。
刺激を受け、濡れ出したその場所から水気のある卑猥な音が僅かにもれだした。
挿入され、突き上げられている様に氷雨の体は揺さぶられる。
「ん! んんっ!」
解放されず塞がれた口の中に神威の舌が入って来て、氷雨の頭は混乱した。
強さを増す快楽、熱さを増す肉体。
途端に全身に衝撃が走り、体がビクンッと跳ねた。
それは兄に抱かれた時に似た感覚ではあったが、それよりもずっと甘美な感覚だった。
ヒクヒクと痙攣する自身の身体に、熱く甘い快楽が広がる。
神威はゆっくり口を離し、舌を抜いた。