はな*つむ
第2章 闇烏
頭は鳥の形をしていて、立派なくちばしが有る。
背中には黒い翼、足は鳥の足そのもの。
全身はやはり黒い羽に包まれている。
そいつは抱えている一糸纏わぬ姿の女に、恐ろしく太いモノを突き刺していた。
妖怪のモノを入れられているせいなのか、女の腹は不自然に膨れている。
もう入りきらずに滴るどろりとした液が絶えず地面に落ちていく。
こんな状況なのに、妖怪に抱えられて犯されている女の顔は何処か嬉しそうに見えた。
「コイツが闇烏? なんて、ひどい」
ギリッと歯を食い縛り、氷雨は術符を出す。
闇烏は氷雨に気付いても女を突く事を止めない。
「あぅっ、あぁん!」
叫ぶような声を上げる女。
闇烏に突かれ、抵抗もしないで身体を踊らせる。
「あぁァっ!」
一際大きく熱を帯びた叫びを上げ、女の体が大きく跳ねた。
全身が震える程の痙攣をする女の中に、闇烏の種が放たれる。
大量に吐き出された種が勢いよく溢れ出し、地面に落ちた。
「コイツ……!」
行為を止めようとしない闇烏に符を向けて、氷雨は力を込めた。
「裂(れつ)!」
強く言葉を放ち、符に叩き付ける。
符に画かれた文字が光り、闇烏の頭の近くに光の玉が現れた。
光の玉は途端に破裂する。
破裂の瞬間に強い衝撃を放ち、闇烏を襲った。
頭に衝撃を受けた闇烏は頭を振ってから氷雨を見る。
「やっぱり、効果は薄いか」
苦々しく呟く氷雨。
全力で術を使えば人間を巻き込んでしまうため、制御して使うしか無かった。
背中には黒い翼、足は鳥の足そのもの。
全身はやはり黒い羽に包まれている。
そいつは抱えている一糸纏わぬ姿の女に、恐ろしく太いモノを突き刺していた。
妖怪のモノを入れられているせいなのか、女の腹は不自然に膨れている。
もう入りきらずに滴るどろりとした液が絶えず地面に落ちていく。
こんな状況なのに、妖怪に抱えられて犯されている女の顔は何処か嬉しそうに見えた。
「コイツが闇烏? なんて、ひどい」
ギリッと歯を食い縛り、氷雨は術符を出す。
闇烏は氷雨に気付いても女を突く事を止めない。
「あぅっ、あぁん!」
叫ぶような声を上げる女。
闇烏に突かれ、抵抗もしないで身体を踊らせる。
「あぁァっ!」
一際大きく熱を帯びた叫びを上げ、女の体が大きく跳ねた。
全身が震える程の痙攣をする女の中に、闇烏の種が放たれる。
大量に吐き出された種が勢いよく溢れ出し、地面に落ちた。
「コイツ……!」
行為を止めようとしない闇烏に符を向けて、氷雨は力を込めた。
「裂(れつ)!」
強く言葉を放ち、符に叩き付ける。
符に画かれた文字が光り、闇烏の頭の近くに光の玉が現れた。
光の玉は途端に破裂する。
破裂の瞬間に強い衝撃を放ち、闇烏を襲った。
頭に衝撃を受けた闇烏は頭を振ってから氷雨を見る。
「やっぱり、効果は薄いか」
苦々しく呟く氷雨。
全力で術を使えば人間を巻き込んでしまうため、制御して使うしか無かった。