テキストサイズ

幸せな俺たちの物語

第27章 あなたは俺が守るから…

和也side

いきなりだったからビックリした。

でもやっと落ち着いて寝ている。

和也「ん?」

目の前の小さなテーブルを見ると手紙が何枚かある。

彼から離れて手紙を見てみると、

和也「何これ…」

完全にストーカーと思われる手紙だった。

やっぱり隠してたんだ…

雅紀「和…」

彼がまた目を覚ました。

和也「雅紀…これ…」

手紙を見せるとまた震えだしたからギュッと抱きしめた。

和也「いつから?」

雅紀「ヒック…」

彼が泣き出した。

雅紀「結構前から…」

和也「誰かは知ってるの?」

雅紀「知らない…」

和也「分かった。今日はもう寝よ?ギュッってしてあげるから。」

彼は涙を溜めながら眠った。

やっと、彼が苦しんでいたものが分かった。

明日また聞いてみよう…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ