テキストサイズ

幸せな俺たちの物語

第27章 あなたは俺が守るから…

雅紀「えへへ、和、あったかい。」

和也「もう20回目だよ。」

しばらく抱き合っていてもう彼は同じ言葉を繰り返していた。

和也「ちょ…」

彼が首元をクンクンしてきた。

和也「くすぐったい…」

雅紀「だって、和の匂いがするもん。」

和也「もう〜…」

やっと普通に話せるくらいになったかな?

すると、

ピンポーン!

チャイムが鳴った。

朝早くからなんだ?

和也「出てこよっか?」

雅紀「うん。」

俺は彼の代わりに出た。

ガチャ!

「あれ?」

和也「おはようございます。って、田原さん。」

家に来たのは番組スタッフの田原さんだった。

和也「どうかしました?」

田原「いえ、昨日相葉さんが具合悪そうだったので。」

和也「そうですか。でも、大丈夫そうなので。」

田原「なんで二宮さんが?」

和也「昨日遅くまで彼と飲んでたので泊まっていってしまったんです。」

とりあえず適当に泊まったっていっておこう…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ