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幸せな俺たちの物語

第31章 まさかのプロポーズ

そのあと、お風呂に入りリビングでくつろいでいた。

ふと、朝のテレビのことを思い出した。

雅紀「あのさ、和…」

和也「なに?」

和は俺の隣で、プレゼントしたゲームを早速やり始めていた。

雅紀「結婚…とか、考えてる?」

和也「えっ?なんで?」

雅紀「今日たまたまテレビ付けた時、和が出てる番組で言ってたから。」

和也「う〜ん、まだ考えてないかな。」

雅紀「そっか。」

残念のような、ホッとしたのか分からない。

和也「まだ、時間が欲しい。まーくんと結婚するために色々準備したいから。」

雅紀「そっか…って、えっ?」

今なんて言ったの?

雅紀「俺と…結婚してくれるの?」

和也「まーくんは嫌?」

雅紀「嫌じゃない!」

嬉しくて涙が出てきた…

和也「えっ、まーくん?」

和がゲームを中断して涙を拭いてくれた。

雅紀「嬉しいの…俺だけかと思ったから…和。」

俺は決めた。

雅紀「ちゃんと落ち着いて将来を考えて、和にプロポーズするから…待っててね。」

和也「バカ…」

和はギュッと抱きついて、

和也「待ってますよ。何年経ってもね…」

俺も和を抱きしめて唇を重ねた。

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