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未来感染775

第2章 過去と拒絶

俺のことを警察に言うと予想し

すぐに家を離れた

そして人影のない路地裏に一晩身を隠すべく移動。


で、今に至る。



あいつが俺を激しく拒絶した理由の一つは

どうすると感染するかまだわかっていないからだと思う

でも俺は空気感染ではないと思う

俺が獣になる前、意識を失う前
何者かに薬か何かを飲まされた。

これは完全に自然からできたウイルスではなく、人が人工的に作ったもの。

必ずおれをこんなふうにしたやつを見つけて、体を元に戻してもらう。

でもその前に捕まってはいけない。


日が昇ると移動しづらくなる

今日はもう寝て、明日日が昇る前にどこかへ行くことにした。

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