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芸人さん小説集

第20章 勇気


「俺…お前のことが好きみたいだ。」


聞こえてきた声に、ドアを開けようとしていた手を止めた。

今、なんて?
飯塚さんの声だ。
誰に言ってるんだ?


「ちょ、ちょっと待ってよ…笑」


その声を聞いた途端、衝撃が走った。

と、豊もっ、ちゃん…?
だって、二人とも男じゃ…!

そう思ってやめた。
飯塚さんの言葉を思い出す。




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