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単なる幼馴染みじゃなかったんだ!!

第3章 二人っきり

俺は美夏の手を握り、漫画喫茶に入った。
防音で、しっかりした個室になっているから、有り難い。
美夏「私、初めて来た。」
雅「防音だから、普通に喋っても大丈夫だから!」
俺らの入った部屋は小さめのソファーベッドや二人掛けチェアがある・・・まぁ所謂(いわゆる)二人っきりになりたい部屋って事(笑)
美夏「二人で座ると狭いねぇ(笑)」
雅「こういう事したい男が女の子を連れて来たい部屋だから(笑)」
美夏「えっ⁉」
俺は美夏の腰に手を回して引き寄せる。
美夏が顔を真っ赤にして
美夏「み、雅くん、どうしたの?」
雅「俺、今日ずっとこうしたかったから。」
俺は美夏の髪を指に絡ませながら、耳元で囁く。
雅「美夏、キスしたい。」
俺は耳たぶを甘噛みする。
俯く美夏の顎を上に向け唇を重ねた。
美夏が逃げないように左手で抱き寄せ、右手は頭を押さえて何度もキスした。
唇を離すと美夏の顔が色っぽく見えた。
雅「美夏なんかエロい。」
美夏「ち、違うもん。」
俺は美夏を抱き寄せ
雅「これ以上は、なにもしないから・・・美夏、好きだよ。」
美夏「雅くん、私・・・。」
美夏が言い終わらないうちにキスした。言葉を発しようと口を開けた美夏の口に舌を入れた。びっくりした美夏は逃げようと体をひねったけど、俺はしっかり美夏の腰に手を回し、引き寄せた。
俺の舌は美夏の舌にゆっくり絡まる。何度も絡める。美夏から力が抜けていくのが、わかる。ようやく唇を離すと
美夏「これ以上はしないって言ったのに‼」
雅「ホントにもうしないから。」
思わず理性が飛びそうになった。
美夏「雅くん・・・ここに来たのって・・・。」
雅「違うよ。美夏と二人っきりだと思うとしたくなった。好きな子と二人っきりだったら、こういう事したくなるんだよ‼」
俺は美夏を抱き寄せ、荒々しく何度も角度をかえてキスをした。
抵抗していた美夏だったけど、いつの間にか俺の服を掴んでた。
ヤバ・・・い・・・理性が・・・じゃない。こんなところでは、ダメだ‼
唇を離して美夏を見ると、少し涙目になっていた。
雅「美夏ごめん。」
美夏を抱き寄せた。
雅「もう、ホントになにもしないから。」
美夏「私・・・嫌われてるって、ずっと思ってた。」
雅「えっ?」
美夏「雅くん達、私の事を無視してたから・・・。」







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