テキストサイズ

暗殺教室 BL 短編集

第3章 烏間✖️前原

「んぁっんっあっあんっやべぇって!おいっ」

乳首とれたらどうすんだよ!思いっきり乳首をつねられ痛みに顔をしかめ、振り返って烏間先生を睨みつける。

「気を失いかけてただろう。」
その笑い方、マジこえーよ。

「痛みでも反応するのか。なかなか悪くない締め付けだ。最後ぐらい要望を聞いてやろう。希望はあるか?」

最後って事は烏間先生の限界が近いって事か。

「烏間先生とじゃなきゃ味わえない激しくて濃厚なフィニッシュ希望ー。」

ありもしない余裕をかき集め、無理矢理に笑顔を作ってみせた。

「根性がある者は嫌いじゃない」

ふとこぼした笑みが合図だった。
目にも留まらぬ早業とはこの事だと後から思った。

烏間先生はズルっと勢いよく俺の中から自身を引き抜くと、俺の肩を掴んで半回転させ身体を向かい合わせる。
俺の足の間に身体を入れてズグンと一気に貫いてくる。

「うっ、ぐぅ、っ、うわっ」

両脚に腕を通され、身体が持ち上がる。

倉庫の壁に背中を押し付けられてダダダダダと工具で高速に釘を打ち付けるかのように激しく腰を突き上げられていた。

耳元で、はっ、はっ、と小さく呼吸を乱す音がする。

俺の目の前には倉庫の小窓があり、すっかり暗くなった外からは三日月の光が差し込んでいた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ