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。..。.:吸血鬼との甘い恋:.。. .。.

第1章 吸血

ー翌日ー

「はぁ…」

「6回目」

「え…?」

「今日、香奈がため息ついた数」

「…そんなに?」

(ため息をついた覚えがないんだけど…)

「うん
で?どうしたのよ?
湊と何かあったとか?」

…凛に相談してもいいかな…
…まぁ、凛って湊の従兄弟だし…いいよね?

「実はさ…」

私はゆっくりと湊のことを言った
私の血が好きなんじゃないかということを…

「私も一応吸血鬼だからわかるけど…
吸血鬼って、好きな人の血がものすごく美味しく感じるのよ」

「…どういうこと?」

「だから、元から血が美味しくても…好きな人だとさらに美味しくなるわけ
だから、美味しいというのは当然なの
てか、湊ってものすごく香奈に惚れてるから」

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