
You are my hero♡
第2章 * 狂い始めた歯車
「ごめんね、待った?」
「いや、今着いたんだ。…お友達?」
「あぁ、そう!友達の…」
と言ったら、3人同時に話し出して、私も祐も聖徳太子じゃないから何言ってるのかさっぱりわからなかった。
「…うん、今日はちょっと麻由美と2人で話したいから…いいかな?」
祐がそう言って一歩歩き出しながら手を振ると、みんな真っ赤な顔で頷き、手を降ってきた。
「じゃあ、また明日ね!」
きっと私の声に気づいてないんだろうな…
てくらい祐に見惚れてたけどまぁいいやと思い祐の後をついて行った。
