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conqueror

第10章 鼓動

部屋に入って、カバンを置くと、彼が包み込むように私を抱きしめた。

私は彼女が気になって、ちょっと驚いたけれど、彼に委ねるように体の力を抜いて、目を閉じた。

そして、彼の体に腕を回そうとした。

すると、彼がその腕を掴んで、そのまま手錠をかけた。

私が驚いている間に、左手にも手錠をかけられて、私は後ろ手にされて、動かせなくなった。

「コウさん、あの、あの。」

彼は私を抱きかかえて、ベッドに降ろした。

そして、私の服を脱がす。

ワンピース、ブラ、パンティ。

手錠のせいで、中途半端に脱がされて、恥ずかしい。

彼女もベッド際に来ていた。

「エリナ、いい格好ね。乳首を尖らせながら、震えているわ。」

「だろ?エリナは、淫らな姿が似合う。」

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