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conqueror

第10章 鼓動

彼と彼女が笑いながら私を見た後、キスをして、ベッドの上で絡まった。

私はどうすることもできず、目を閉じた。

「エリナ、目を閉じたら、お仕置きだよ。ちゃんと、見てるんだ。いいね。」

彼が、すかさず言った。

彼が彼女の服を脱がせる。

彼女の胸が露わになる。

スレンダーな体に似合いの、形のいい胸。

彼の唇が、その胸に吸い付く。

私は苦しくて、でも、目を閉じられず、ただ見ていた。

彼女が、ちらっと、私を見る。

彼女と視線が合う。

彼女はすぐに、彼の方を見て、彼の愛撫を堪能していた。

彼もそんな私を見る。

彼とも視線が合う。

彼の目が、そのままちゃんと見てないとダメだよって言っている。

胸が苦しい。

息ができなくなりそうな程に。

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