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複雑なトライアングル

第2章 ♥初めて

~部屋~


部屋にいるのは
リゼちゃんと私だけだ。

るな?ちゃんはまだ来ていない。


「ねえリゼちゃん。一時間目ってなんだっけ」

「え、うーん……あ、フェラ」

「は!?…コホン。色々やるんだねぇ~」


なんとか誤魔化した。
驚きのあまり本音が出てしまった。

それからは、誰もしゃべらないという
気まずい空気になった。

少し目が合うと、距離をあける。

そこに、また最悪なものが来た。

そっとドアが開く。
リゼとエレノアはそちらに注目。


「あ..初めまして…」


こっちを向いて肩ををあげた。


「どうも~」

「…よろしく」


るなは挨拶を聞くと、すぐに作業に
取りかかった。

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