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ココロの恋心

第3章 恋に気づいて

「今日は帰ります。」

途中まで来ていたが、無我夢中で引き返した。


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そこから、どうやって寝たのか記憶がない。

朝から菜月の電話で起こされた。

『原田?
講義始まるけど?』

心配そうに尋ねる菜月。
声を聞いたら泣きそうになった。

「…無理。休むー」

私の声を聞いて察したのか

『わかった。あとでノート見せるね』

そう言って電話を切った。


(そうだよねー。彼女いるよね。
普通。笑)

自分で自分に笑えてくる。



もう散歩しに行けないな…
そんなことを考えながらもう一度寝ようとした。

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