テキストサイズ

ココロの恋心

第4章 略奪?

『ごめん。
泣かせるつもりはなかったんだけど、、、』

暗闇の中で先輩の声が響く。

私の目からは、涙が溢れていた。


気合を入れてきたのに。

意味なかった…


2人とも好きって、、、
そーゆー言葉はいらない。

手はずっと握られたままだ。




「ゔー、、、」

拭っても涙が溢れる。


彼女の存在も知っていたし、

身を引くつもりだった。

そして、
そんなに傷つかないと思っていた。



自分でも気づかないうちに
こんなにも好きになっていた。

彼女のいる、先輩を…。




そんな現実に悲しくなって

気持ちが溢れるままに

泣いた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ