テキストサイズ

ココロの恋心

第5章 夢見心地

自分を納得させるような理由に行き着いた私は笑って

「行くっ笑」

と笑顔で返事をしていた。

(相変わらず単純だな...私。笑)

と心の中で笑いながら。



『何笑ってんだよ!笑』

顔に出ていたのか、先輩がツッコミを入れながらも笑っていた。


(...そういえばデートってデート初めて...?かも。)


お部屋デートだけで、
ほぼ外出しない環境に慣れていた私は、
デートに行かないのが当たり前になっていた。


(ちょっとお洒落するか...)

そう考えると少しだけワクワクした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ