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新‼経済・世相愚問放談

第68章 TPPと構造改革

アメリカの農業団体も、他国からの農産品受け入れに反発してTPPに反対しておりましたし、米自動車協会は、自動車関税撤廃に猛反発しております


確かに昨今のアメリカは、外資の投資によって経済が潤っている事も事実として有ります

日本も外資が全く無い訳では有りませんよね?

なのに今更何故TPPか必要なのでしょうか?

一つは、中国の台頭によるアメリカ新世界秩序(ニューパックスアメリカーナ)を構築したい事

その際にアメリカの各国への影響力を強化したい事(食糧やエネルギー安全保障をアメリカが握る)
等が有るからでは無いでしょうか?

日本は戦後少しずつ少しずつ日本型の経済モデルをアメリカ式に改革されて来ました(年功序列や終身雇用や銀行の護送船団方式や談合や価格カルテルの否定)

今回のアベノミクスによる構造改革やTPPで、完全にアメリカ式経済構造に組み込まれる可能性が高いのです

アメリカの正義の押し付けは、中東の現状を見るまでもなく迷惑千番です

しかも彼等には悪気は一切無いと思われます

アメリカ経済が絶対の正義なのでしょう

農協改革→TPPによる農産品輸入拡大・農協への外資介入

医療特区→外国人医師受け入れ→外国人労働者受け入れ→アメリカ保険会社参入→混合診療→国民皆保険解体?

派遣労働法改正→外国人労働者受け入れ→国民貧困化→価格競争力強化(低賃金労働)→輸出依存度拡大→アメリカへの依存度拡大→為替変動に対する脆弱化(アメリカ・ウォール街の支配力強化)

あながち陰謀論や小説では済まされない物がある様な気が致します

皆様はどうお考えで有りましょうか?






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