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新‼経済・世相愚問放談

第40章 インフラの劣化問題

日本も高度経済成長やバブルから早20年以上も経ち、昭和30年代に作られた高速道路や橋や東海道新幹線は、最早ボロボロに成りつつ有ります

首都高や新幹線は、50年経つんですから、まぁ当然と言えば当然ですね?

普通の建築物と違って、車や電車の激しい振動や磨耗に耐えなければ成りませんから

因みにアメリカも既にインフラの老朽化に悩まされております


読売新聞より

米国で道路や鉄道などインフラ(社会基盤)の老朽化が進み、橋の崩落や脱線事故などが相次ぐ「インフラ危機」が問題になっている。全米の老朽化したインフラを補修するには3兆6000億ドルが必要との試算もあるが、対策費を確保するための増税に政治家は消極的だ。

 ■崩落の恐れ

 首都ワシントンでポトマック川に架かる「アーリントン記念橋」。バージニア州とを結ぶ主要道路で、5月下旬から緊急工事が始まり、通行規制されている。米当局の調査で、橋の鉄骨の腐食が想定より速く、重さに耐えられず崩落する恐れがあることが判明した。

 ペンシルベニア州ピッツバーグの「グリーンフィールド橋」は、大小二つの橋が重なる異様な姿だ。橋の下を通る道路にコンクリートが崩れ落ちたため、一回り小さい防御用の橋を設けた。取り壊しは12月に始まる。アンソニー・フォックス運輸長官は「全米の25%の橋で大規模補修か造り直しが必要だ」と訴える。


何処も先進国は、この悩みに苛まれております

まぁしかし確実に言える事は、何処の先進国も今一景気良く有りませんから、インフラのメンテナンスして、景気刺激をした方が経済回復に対して合理的な政策だと言える事じゃ無いでしょうか?

もっとも、ユーロ圏ではそうとも言えませんがね?

何せ、通貨発行の自由が有りませんから・・・

国債発行に問題が生じます

それはさておき、日本の場合は『建設国債』を発行して古くなったインフラを、メンテナンスするか作り直す事が現実的に必要ですし、景気刺激にもなります

土木業界が活性化すると、あらゆる企業に恩恵がもたらされますから、大変効果が高い経済政策です

例えば、建設機械業・自動車産業(トラックや商用車)ゴム製品・鉄工・セメント・工具等・・・

『国の借金がー!!』などと言っていると、日本はろくに移動も出来ない国になりますよ?

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