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庭の柘榴

第3章 変化

彼はベッドに座ると私の手を取ったまま
私の身体を眺めた。

「そんな格好するんだな、かわいいよ」

友達の家に行くと言った私はニットにデニムとオシャレのかけらもない服を着てたのだ。
そのまま服を脱ぐように指示された私は恥ずかしさでためらいながらゆっくり脱いだ。

彼は目を細めながらジッと見つめた。

全裸になった私の身体をいやらしく眺めると唇から首筋、乳首へ移動しながらたくさんキスをした。
立っていられなくなった私をベッドに押し倒すとむしゃぶりつくように激しくキスをする...
時よりキツく乳首を噛むと痛みとなんとも言えない感覚に声をあげた。

すると彼は壁にかかってた浴衣の帯を取ると私の手首を縛りタオルで目隠しをした。
私の太ももに彼が歯を立てると
ゾクゾク全身に刺激が走って身体を仰け反った。

「お前...!ほんとに変態だな...こんなに感じやがって...ヨダレ垂らしてやがる...」

そう言うと私のアソコを激しく刺激した。

脚を大きく震わせて感じてしまった。

そこにいきなり彼の肉棒が奥まで突き刺さり
激しく突かれた。

「あっ!!!ひぃぃぃ~!!!!」

悲鳴に近い声で喘ぐと彼は慌ててタオルで口を塞いだ。

興奮した私は何度もイッて次第に放心状態へとなっていった。
イッたあとも続く高速のピストンで
アソコの痙攣はおさまらずベッドはビショビショに濡れて

「あっ...ぐっ...んぐ...」

声にならないほどにもう...
とにかくめちゃくちゃにセックスをした。

彼の精液でドロドロに汚れた身体を
起こす気力もなくベッドにただ寝そべってるだけだった。

しばらくすると彼が視界に入ってきて

「最高だよ...こんな変態...もうこのフロア丸聞こえだな...」

ハッとした。
笑い声やテレビの音が簡単に音漏れしていたのに...
我に返った私はしまった...と苦笑いをした。

彼は私の服を集め膝の上に乗せると
自分はサッサと立ち上がり着替え始めた。

「戻るわ」

飲み会の合間の性処理だけのために
呼ばれたのだった...

バカな私。
こんな奴に惚れて。
いや...もの珍しい彼に興味があっただけ?
セックスしたかっただけ?
ただの息抜き?

呆然とした。

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