庭の柘榴
第4章 青い果実
彼は
「やっと会えたね...」
満面の笑みで私の目を見た。
やっと会えたね...?
「う...ん...」
もう...帰りたくなった。
なにかが違う...
友達としても
絡みづらいかも。
彼は私とランチして
スイーツを食べに行くという
コースを決めているらしい。
私は特に行きたいところもなかったから
彼に任せた。
スイーツは確か...
普通のカフェなんだけど
時間帯によって食べ放題になるらしい。
私はあまりたくさん食べる方ではないので
申し訳ないと思い先にそんなに食べられないことは伝えた。
彼は見かけによらず大食いのようで
無理に食べなくていいし私の分まで
食べられると笑った。
私はそう言ってもらえたことに
安心してついて行くことにした。
その日のメインはスイーツだったらしく
ランチはサラダとお刺身を
つまんで終わらせた。
彼は私に気遣いいろんな話を始めた。
内容は覚えてないけど...
そこからスイーツのお店に向かう
エスカレーターで急に私の手を掴んだ。
ビックリした私は思わず振り払ってしまった。
ヤバい...
気分悪くさせちゃったかな...
チラッと彼を見たら
「お前...放っておけないんだよ」
今までとまったく違うキャラ
そして自分に酔ってる表情に
私は絶句してしまった...
想像以上にナルシストなんじゃないだろうか...
「やっと会えたね...」
満面の笑みで私の目を見た。
やっと会えたね...?
「う...ん...」
もう...帰りたくなった。
なにかが違う...
友達としても
絡みづらいかも。
彼は私とランチして
スイーツを食べに行くという
コースを決めているらしい。
私は特に行きたいところもなかったから
彼に任せた。
スイーツは確か...
普通のカフェなんだけど
時間帯によって食べ放題になるらしい。
私はあまりたくさん食べる方ではないので
申し訳ないと思い先にそんなに食べられないことは伝えた。
彼は見かけによらず大食いのようで
無理に食べなくていいし私の分まで
食べられると笑った。
私はそう言ってもらえたことに
安心してついて行くことにした。
その日のメインはスイーツだったらしく
ランチはサラダとお刺身を
つまんで終わらせた。
彼は私に気遣いいろんな話を始めた。
内容は覚えてないけど...
そこからスイーツのお店に向かう
エスカレーターで急に私の手を掴んだ。
ビックリした私は思わず振り払ってしまった。
ヤバい...
気分悪くさせちゃったかな...
チラッと彼を見たら
「お前...放っておけないんだよ」
今までとまったく違うキャラ
そして自分に酔ってる表情に
私は絶句してしまった...
想像以上にナルシストなんじゃないだろうか...