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庭の柘榴

第2章 虜

そう言うと太ももを鷲掴みにした。

「この太ももがたまんねぇんだよ」

表情を少し歪ませてしまうくらいの
強さだった。

「離して...お願い」

首を横に振りながら彼を見つめた。

「痛いことしないよ...イカせるからさ」

首を横に振り続けた。

「頼むよぉぉ~!!ヤリてぇよぉぉ~!!」

急に彼は駄々っ子のように身体を
揺すって見せた。
その風貌とのギャップに思わず
笑ってしまった。

なんとなく...
彼のセックスに興味が湧いてしまった...

その筋肉隆々な身体でするセックスって
荒々しいのか...それともキスのように
優しいのか...

いつしか身体を委ねてしまっていた。

何度もするキスはやっぱり優しくて
身体中が痺れるように気持ち良くて
堕ちてゆくのがわかった。

下着の中は恥ずかしいくらいに濡れて
敏感になっている

「なんだよ...こんなに濡らして...」

指と舌であっという間に昇天に
達してしまった...

彼の硬く...筋肉の塊の棒がゆっくり挿入
されると彼は身体を仰け反らせて

「うぅっ...!!!なんだよ...!!」

顔を大きく歪ませて動きを止めた。

一息すると私の腰を掴んで
今までに体験したことのない速さで
ピストンをした。

思わず悲鳴に近い喘ぎ声をあげてしまった
私は悶え狂った。
そこでまたしても昇天してしまった
私のアソコから大量に水が吹き出した。

そう...潮を吹いてしまったのだ。

「お前っ...淫乱だなぁ...!!クソッ...」

そう吐き捨てると彼は雄叫びのような
声をあげて果ててしまった。

ビッショリ汗を流し私の胸に倒れ込み
荒い息を整えると顔を上げ
キスをそっとした。

「すげぇ...な...最高だよ...
付き合わないか?」

放心状態の私はゆっくり瞬きをした。

彼は上体をゆっくり起こすと

「もう...1回...」

まだ息が整ったばかりというのに
彼の下半身だけは準備万端だった(笑)

「え?」

思わず彼の顔から視線を落とした私は
笑ってしまった。

やはり身体に比例して鍛えられて
いるのだろうか。

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