その手で触れて確かめて
第20章 Birthday Present
「じ…じゃあ俺は……」
そろそろと二人から後ずさる。
智「飯、食ったら腹ごなしに一戦交えるか?」
「え………」
潤「いいなあ…また、翔とヤんの?」
大きく伸びをしながら、興味無さそうに潤が言った。
智「潤、お前も一緒にヤるか?」
は?
潤「えっ?いいの?」
智「いいもなにも、多い方が楽しいだろ?」
いやいやいや、そういう問題じゃ…(汗)
潤「だよね〜?」
「お、俺はヤだからね?」
智「何だよ?別にいいだろ?一人増えるぐらい?」
潤「そうそう♪」
「じ…冗談!!ぜーったいにやだっ!!」
智「そうと決まったら急いでメシ、食ってくるよ?」
潤「じゃあ、先、始めててもいい?」
「だっ…誰がヤる、って言った?」
潤「え?智だよ。」
「俺は言ってない!!……って、離せ!!」
潤「もー、往生際が悪いんだから。」
ずるずるとものすごい力で寝室に引き摺りこまれてしまった。
こ、このままじゃあ、潤にヤられる!
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