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さあ、秘密をはじめよう

第1章 1



私、新井優衣はなんと初めて企画とそのリーダーを任されて

その企画に関わる全ての人とみんなで会議をしてどういう流れで進めていくとか話し合ってたの。

課長も関わる企画だったからあのクソ上司も関わることになったの!

まあ、仕事に関してはすごい人だからいいとして。

それで企画の提案の提出を部長が出張でいないから代わりに出したの。

そしたら見るなり

「おい、ここミスある。計算もできねーのかよ。」

とか抜かして来やがった。

でもまあそれは私が悪いから

「すみません。すぐ訂正してきます。」

って言って急いで直しに行こうとしたら

「…おい、お前。俺まだここにいるから早く持ってこいよ。」

…お前って名前覚えてないのかよ!
私の心のツッコミが入る。

あ、ここっていうのは会議室のことね。

「……はい。わかりました。」

私は急いでディスクに戻って速攻で訂正し、また会議室に向かった。

コンコン

ドアをノックし

「失礼します。遅くなり申し訳ありません。企画書持ってきました。」

と言いながらドアを開ける。

「…ああ。」

そっけない返事が返ってきた。

「訂正箇所は全て直しました。確認お願いします。」

ペコっとお辞儀をして会議室からでようとすると

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