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わたしの彼氏

第1章 No.1

「じゃあ、これから…駅前の新しいケーキ屋さんでも行くか!」

勇二は、こういう時いっつもいい提案しをしてくれる

「わぁい!行く行く!!」

美月は一気に笑顔になって

「みんなダッシュ!いくよ!!」
と走り始めた

「えっ、走るの?!」

わたしは運動音痴で長距離も短距離も見事にドベ

そんなわたしに走れと?!

4人いっせいに走り始めたはずだけど

私の目に映る二人の影は遠い…

一生懸命走ってるのに…進まないよ…

「ハァハァ…」と息をきらしながら走る

「みかっちふぁとぉ!」

隣で涼が歩きながら応援しているのを聞きながら…


「えっ?!りょう?!」

わたしは走るのをやめた

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