
わたしの彼氏
第1章 No.1
「ん?どしたの?みかっち?」
涼は汗ひとつかかずにわたしを見下ろす
子犬みたいな瞳はいつもみたいにかがやかせて
茶色のくせっけの髪の毛は少し風にゆれてる
「早くいかなくていいの??」
わたしはおそるおそる尋ねた
「みかっち置いてくわけないでしょ!」
そういって私に向けられた笑顔はほんとにかわいくて……
思わず顔をそらした
「よし!みかっち!俺が運んでくよ!ちゃんとつかまっててね!」
そう言うと突然私は宙に持ち上げられたと思ったら
りょうの腕の中にいた
お姫様抱っこ……
「えっ!やめてよ!おろして!!自分で歩けるからぁ!!」
わたしは必死に手足をバタバタさせるけど
りょうにはそんなの通じてないみたいで
走るスピードはどんどん上がってく
「ふぁ…。。」
わたしは諦めてりょうの腕の中にいることにした
ふと顔を上げると
りょうの顔が近くにあった
さっきに見た子犬みたいなかわいい顔とは別の真剣な顔に思わず見とれてしまう
涼は汗ひとつかかずにわたしを見下ろす
子犬みたいな瞳はいつもみたいにかがやかせて
茶色のくせっけの髪の毛は少し風にゆれてる
「早くいかなくていいの??」
わたしはおそるおそる尋ねた
「みかっち置いてくわけないでしょ!」
そういって私に向けられた笑顔はほんとにかわいくて……
思わず顔をそらした
「よし!みかっち!俺が運んでくよ!ちゃんとつかまっててね!」
そう言うと突然私は宙に持ち上げられたと思ったら
りょうの腕の中にいた
お姫様抱っこ……
「えっ!やめてよ!おろして!!自分で歩けるからぁ!!」
わたしは必死に手足をバタバタさせるけど
りょうにはそんなの通じてないみたいで
走るスピードはどんどん上がってく
「ふぁ…。。」
わたしは諦めてりょうの腕の中にいることにした
ふと顔を上げると
りょうの顔が近くにあった
さっきに見た子犬みたいなかわいい顔とは別の真剣な顔に思わず見とれてしまう
