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わたしの彼氏

第1章 No.1

足の速い人にしか見えない景色に

少し優越感に浸っていた

しかし重要なことに気づく

そういえば涼お店の場所…わかるのかな?

勇二達前にいなさそうだけど…

おそるおそる涼に
「涼…?お店の場所…わかるの?」

と聞いてみる

するといきなり涼が走るのをやめた

「……わからない」

涼はひとり言のようにつぶやいた

やっぱりか…予想はしていたけど

さすが涼だ

何も考えずに一直線

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