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わたしの彼氏

第1章 No.1

涼のそういうところ好きだけど…

しかし…これは困った

わかっているのは駅前のケーキ屋さんで
新しくオープンしたということ

幸いここらへんには駅は一つしかない

ストンっと涼の腕から降りてケータイを取り出す

「みかっち…?おこった…?」

さっきまで走っていた時の凛々しい顔とは一変して

眉毛がざかって幼い子供のような表情になっていた

「怒ってないから!!」

慌てて訂正に出ると

「よかったぁ…」

すぐに、ぱぁ〜っと笑顔になった

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