Doki Doki⛔️one way love〜一方通行の恋
第3章 3
「で? どうだったのよ」
「ん? 昨日はコンビニ弁当だょー」
「そうじゃなくって、係長!」
「え? どうもこうも、結局一人で残業」
「マジかっ」
「ん、マジです」
「何だぁ、係長と二人きりで残業いいなぁ、なんて皆で言ってたんだよー」
はいはい、二人きり、ね、代われるものなら代わってください、お願いします
「星野、先日頼んでおいた書類どこだ?」
「あー、呼んでるっ、じゃね、明美」
「ん、行って来、お昼にねー」
「はいっ、係長、書類ですか?」
「おう、午後の会議に掛けることになったから急いで準備しておいて」
「午後の会議、ですか?」
「ああ、急遽決まった… よろしくな、俺ちょっと得意先に呼ばれたから行って来る、会議までには戻るから」
「はい」