
清純派リミット。
第3章 初体験
「んんっ…」
言われた通り開けた口の隙間から瀬野くんの舌が入ってきた。
わたしはどうしていいか分からず、息ができなくて酸欠になりそうになりながら瀬野くんの舌の動きに従うしかできない。
「…大丈夫?…じゃなさそう」
一瞬舌を離し、クスッと笑う。
「息止めなくていいから。俺の舌舐めて」
ベーと舌を出してわたしを待つ瀬野くん。
目でわたしを誘導してくる。
じ、自分からなんて…
そんなの無理無理…っ!!
恥ずかしすぎる!!
「どした?もう終わり?」
瀬野くんは余裕の表情でわたしを煽る。
「…っ」
わたしは瀬野くんの頭に手を回してゆっくりと顔を近付け、瀬野くんにされたように舌を絡めてみる。
ピチャ…
卑猥な水音が狭い部屋に響いて、恥ずかしさでどうにかなりそうだった。
