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*ふたなりプリンセス*

第1章 お嬢様のヒミツ

クレアの清潔な香りが、マリアの鼻腔をくすぐる。

するとブランケットの中の膨らみは、さらに増した。

「うわ…ぁ…っ」

ビクンとマリアは体を震わせる。

クレアはますますマリアに近づき顔を覗き込んだ。

「お嬢様…どうなさいましたか?何かを我慢していらっしゃるのですか?」

「っ…!ふ…クレア…」

「そんなに顔を赤くさせて…どうなさったのかクレアに教えてくださいまし…」

そう耳もとで囁くとちらりとブランケットの膨らみに目をやった。

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