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*ふたなりプリンセス*

第1章 お嬢様のヒミツ

「ねぇっ…おねがいクレアっ」

眉をキツくよせ、涙目になって懇願するマリア。

ゾクリ、とクレアの加虐心をあおった。

「仕方ないですね…次はちゃんと言わないとシてあげませんからね…」

クレアはネグリジェをひらりとめくると、その部分に目をやる。

上質なレースとリボンで縁どられた白い下着。

その上部から、我慢できずに立ち上がったモノがアタマを覗かしていた。

クレアは下着の両端に手をかけ、するすると脱がしていく。

ふるりと震えてあらわしたもの…

それは男性器であった。

俗にペニスとも言うその器官が、女性であるマリアには備わっていた。

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