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第4章 沖つ風 by のさまじょ
さっき抱きとめたニノの感触がナマナマしくて。
顔が熱い。
「…大野さん?」
「え?」
「顔、赤いよ?平気?」
「あ、え?マジで?」
「うん…真っ赤」
そう言って俺の顔を覗きこむニノの顔は、まるで女の子みたいで。
それも極上にかわいい。
俺はまっすぐ見ることができないで、いつも目を逸らしてしまう。
「あ、また…」
「え?」
「最近、なんですぐ目を逸らすの?」
「え…いや…別に…」
「うそ。ずっとじゃん…」
ニノが前を見ながら口を尖らせた。
だから…それがかわいいんだっつーの。
「なんか俺のこと、まっすぐ見れない事情があるの?」
「…え…ねえよ…そんなん…」
「じゃあなんで…」
ここで、カメラマンのアシスタントから声がかかった。
俺達は営業用スマイルを作る。
「そこで抱き合ってくださーい!」
なん、だと…?抱き合えだと?
「怖がってる風にしてくださーい!」
バカやろ…おったっちまうだろ…
ニノがぎゅっと俺に抱きついた。
顔が赤くなるのがわかる。
でも…
思い切って、ぎゅっと抱きしめてみた。
ニノが驚いて顔を上げた。
顔が熱い。
「…大野さん?」
「え?」
「顔、赤いよ?平気?」
「あ、え?マジで?」
「うん…真っ赤」
そう言って俺の顔を覗きこむニノの顔は、まるで女の子みたいで。
それも極上にかわいい。
俺はまっすぐ見ることができないで、いつも目を逸らしてしまう。
「あ、また…」
「え?」
「最近、なんですぐ目を逸らすの?」
「え…いや…別に…」
「うそ。ずっとじゃん…」
ニノが前を見ながら口を尖らせた。
だから…それがかわいいんだっつーの。
「なんか俺のこと、まっすぐ見れない事情があるの?」
「…え…ねえよ…そんなん…」
「じゃあなんで…」
ここで、カメラマンのアシスタントから声がかかった。
俺達は営業用スマイルを作る。
「そこで抱き合ってくださーい!」
なん、だと…?抱き合えだと?
「怖がってる風にしてくださーい!」
バカやろ…おったっちまうだろ…
ニノがぎゅっと俺に抱きついた。
顔が赤くなるのがわかる。
でも…
思い切って、ぎゅっと抱きしめてみた。
ニノが驚いて顔を上げた。