Welcome to our party
第38章 Spice by つぎこ
「…ん…っ…ふ…ぅ…。」
後ろ髪を引いて、強引に唇を重ねる。
口内を蹂躙されているのに、抵抗もせず、あなたはされるがまま。
従順なんだね。
凌辱されているはずなのに…。
あんまり従順だから、もっと困らせてみたくなる。
「…和…っ。」
ズボンに手を掛けると、急にたじろいでみせた。
俺は構わずその身体を返し、テーブルに押し付ける。
「…やっ。誰か、来るっ。」
だよね、だってココ、楽屋だもんね。
「…別に来たっていいじゃん。見せつけてやれば…。それとも、誰か見られたくないヒトでもいるの?」
耳元で意地悪に囁くと、下着ごと一気にズボンを剥いだ。
「…やっ。」
手首のあの場所、鬱血と同じ場所に手を重ねると、強く押さえつける。そして、準備もしていないソコを、無理やりに抉じ開けた。
「…や…ぁっ。…ひ…ぁ…っ。」
強引にナカに押し入ると、声にならない声で呻く。
唇を噛んで、声を殺して…。
貫かれながら、それでも縋るように俺を見る。
そう。それでいいの。
あなたはなにも考えなくていいの。
俺のコトだけ、見てればいいの。