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第43章 Blue Rose by millie
今年の僕の誕生日。
「智くん、誕生日おめでとう。
これ俺からのプレゼント」
翔兄はロンドン行きの航空券をくれた。
「これは俺から」
潤兄は住所が書いてあるメモを。
「雅紀、念願の店をリージェントst.に出したらしいよ?
これは俺からのプレゼントね?」
和は小さな箱をくれた。
開けようとした僕を止める。
「雅紀と会ってから開けて」
「なんで?なんでみんな雅紀のこと知ってるの?
僕、連絡先さえ知らないのに…」
僕だけ仲間外れみたいで寂しくて涙が零れる。
「ごめんな?雅紀との約束だったんだ」
翔兄が頭を撫でながら言う。
「智も叶えたい夢があるんだろ?」
潤兄が僕の涙を拭いてくれた。
「あいつ、鈍感だから…智から行ってやれよ?」
和が耳許で囁いた。
「智くん、誕生日おめでとう。
これ俺からのプレゼント」
翔兄はロンドン行きの航空券をくれた。
「これは俺から」
潤兄は住所が書いてあるメモを。
「雅紀、念願の店をリージェントst.に出したらしいよ?
これは俺からのプレゼントね?」
和は小さな箱をくれた。
開けようとした僕を止める。
「雅紀と会ってから開けて」
「なんで?なんでみんな雅紀のこと知ってるの?
僕、連絡先さえ知らないのに…」
僕だけ仲間外れみたいで寂しくて涙が零れる。
「ごめんな?雅紀との約束だったんだ」
翔兄が頭を撫でながら言う。
「智も叶えたい夢があるんだろ?」
潤兄が僕の涙を拭いてくれた。
「あいつ、鈍感だから…智から行ってやれよ?」
和が耳許で囁いた。