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第47章 誕ぷれ♡ by きぃな

翌日──

「はぁ……」

楽屋で小さくため息をつく。

おーちゃんの上に乗っかるとか……思い出すだけで恥ずかしいっ。

それに事の後に言われた『雅紀は誕生日のプレゼント、何が欲しい?』って……

俺の欲しいもの……

和「相葉氏、珍しく悩み事?二宮さん、聞いてあげるよ♪」

……楽しそうだなコイツ。

和「お宅のカレシさんの事でしょ?」

ニノってばやっぱり鋭い。
俺は誕プレのことを話した。

和「なんだ、幸せな悩みかよ…っ」

うるさいよ(笑)

和「相葉氏は何あげたのよ?まさか『俺♡』とか言わないよ…ね?」

ゔ……っ
俺は何も言えないでいた。

和「図星か……相葉氏も大胆だねぇ。なら話が早い、言っちゃえばいいんだよ『おーちゃんが欲しい』って」
「え?」

考えてもみなかったな…
そっか、それもアリなのかな。
いや、そもそも俺にできるかな……

和「そんな相葉氏に、いいものあげる」

そう言ってニノがカバンからごそごそと取り出した、小さな容器。
中身はとろりとした液状。

「なに…?」
和「ふふっ、ナイショのクスリ♡」

ニヤリと微笑うニノの手から、俺はそれを受け取った。

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