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第53章 いーりじん by ちろ
「うわっ!めっちゃ綺麗!」
翔くんが奮発してくれたホテルの窓からは,冬なのに真っ青で綺麗な海が見えて,数時間前まで感じていた寒さなんてどこかに吹き飛ぶくらいの太陽の光も入ってくる。
「喜んでくれてよかったよ」
窓際で外を眺めていたら,後ろからふわりと抱き締められて
「すげー嬉しい!ありがとう!」
くるりとその腕の中で向きを変えて抱きついて,目の前にある唇にちゅっとキスをした。
でも軽く唇を合わせて離れようとした顔は,後頭部を包んでそのまま引き寄せられて
「んぅっ…んっ…んん…っ」
唇を割開いて舌が絡められる。
唇が離れて荒くなった呼吸を整えながら翔くんを見上げると
「…予定変更」
そう呟いた翔くんに躰をベッドに倒された。
「ちょっ…待って…っ…」
起き上がろうとした腕は指を絡めてベッドに縫い付けられて,首筋に翔くんの唇が落ちてくる。
「可愛いことするから我慢できねーよ…」
「んっ…あっ…だって嬉しくて…っ」
シャツもズボンも性急に脱がされて,躰中にキスをしながら翔くんの舌が下に降りてくる。
「潤…すきだよ…」
その唇が硬くなった中心に辿りつくときには,抵抗する気なんてなくなっていて
「んぁっ…ぁ…俺も,すきっ…」
窓から差し込む太陽が明るく照らす部屋の中に,俺と翔くんの甘い吐息が満ちていた。
翔くんが奮発してくれたホテルの窓からは,冬なのに真っ青で綺麗な海が見えて,数時間前まで感じていた寒さなんてどこかに吹き飛ぶくらいの太陽の光も入ってくる。
「喜んでくれてよかったよ」
窓際で外を眺めていたら,後ろからふわりと抱き締められて
「すげー嬉しい!ありがとう!」
くるりとその腕の中で向きを変えて抱きついて,目の前にある唇にちゅっとキスをした。
でも軽く唇を合わせて離れようとした顔は,後頭部を包んでそのまま引き寄せられて
「んぅっ…んっ…んん…っ」
唇を割開いて舌が絡められる。
唇が離れて荒くなった呼吸を整えながら翔くんを見上げると
「…予定変更」
そう呟いた翔くんに躰をベッドに倒された。
「ちょっ…待って…っ…」
起き上がろうとした腕は指を絡めてベッドに縫い付けられて,首筋に翔くんの唇が落ちてくる。
「可愛いことするから我慢できねーよ…」
「んっ…あっ…だって嬉しくて…っ」
シャツもズボンも性急に脱がされて,躰中にキスをしながら翔くんの舌が下に降りてくる。
「潤…すきだよ…」
その唇が硬くなった中心に辿りつくときには,抵抗する気なんてなくなっていて
「んぁっ…ぁ…俺も,すきっ…」
窓から差し込む太陽が明るく照らす部屋の中に,俺と翔くんの甘い吐息が満ちていた。