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第57章 Dive to blue by きぃな
【翔side】
昨日は長旅の疲れもあって、着いて早々と潤が寝てしまったので、俺も大人しく眠ることにした
翌朝、目を覚まして隣を確認すると、寝起きの悪いはずの潤が珍しく居ない
寝ぼけ眼で辺りを見回すと、バルコニーへ繋がる大きな窓の前に独り佇んでいた
「潤、おはよ…」
そっと近寄り後ろから抱き締める
それでもじっと窓の外を眺めたままの潤
「……どした?」
潤「翔さん……外…」
南の島、愛するコイビトと二人きり、そんな状況に俺も浮かれていたんだろう
言われて初めて気がついた
「すっげー雨……」
潤「なんかね、近年まれに見る大雨らしいよ?」
潤が寂しそうに視線を落とす
潤「翔くんの鬼スケジュール、楽しみにしてたのに…今日の予定…全部パーだね」
「そうだな……せっかくおまえと海行って、クルージングして、観光スポット回って美味しいもの食って……」
俺は抱き締める腕に力を込める
「でもさ、それならそれで楽しもうか?」
潤「え?」
俺はニヤリと口角を上げる
「ここで楽しいコト……しようか?」
昨日は長旅の疲れもあって、着いて早々と潤が寝てしまったので、俺も大人しく眠ることにした
翌朝、目を覚まして隣を確認すると、寝起きの悪いはずの潤が珍しく居ない
寝ぼけ眼で辺りを見回すと、バルコニーへ繋がる大きな窓の前に独り佇んでいた
「潤、おはよ…」
そっと近寄り後ろから抱き締める
それでもじっと窓の外を眺めたままの潤
「……どした?」
潤「翔さん……外…」
南の島、愛するコイビトと二人きり、そんな状況に俺も浮かれていたんだろう
言われて初めて気がついた
「すっげー雨……」
潤「なんかね、近年まれに見る大雨らしいよ?」
潤が寂しそうに視線を落とす
潤「翔くんの鬼スケジュール、楽しみにしてたのに…今日の予定…全部パーだね」
「そうだな……せっかくおまえと海行って、クルージングして、観光スポット回って美味しいもの食って……」
俺は抱き締める腕に力を込める
「でもさ、それならそれで楽しもうか?」
潤「え?」
俺はニヤリと口角を上げる
「ここで楽しいコト……しようか?」