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Welcome to our party

第63章 デアエタコト by ガーベラ♡

「今日2人に来て貰ったのはね..」

カルテを見ながら、
神妙な顔で翔くんは、話し始めた。

「あっ..ちょっと、
席を外してもらってもいい?」
彼は看護師を部屋から出した。

...そんなに、ヤバいんだ、俺...


でも、覚悟はできている。
黙って、カズが俺の手を握った。

「潤の精密検査の結果だけど...」


『ゴクリッ..』
二人で同時に息を飲む。

「ひとつ、気になることがあって...」

翔くんの大きな目が、
カズをじっと見つめて、

「内痔核の症状がみられた」

『ない..じ..かく?』

聞きなれないその言葉に、
キョトンとする俺とカズ。

「そっ!まあ、分かりやすく言えば
『痔』だね♪」

『じっ..痔~///』

仲良く揃う声に、櫻井Dr.は
この場には不似合いな
キラキラの笑顔を俺たちに向けた。

「まあ、今はまだ初期の段階で、症状も、
たまにしか現れないのかもしれないけどね!

放置しておくと、進んで、
悪くなることもあるし、
最悪、手術になることもあるんだよ~。」

『........』

まだ、言葉が出ない俺たちに、


「要するに、夜の営みは、
無理にツッコんだりすんなってこと!!

ローションとかちゃんと使って、
潤に負担を掛けないように!

わかった?」

カズを見て言い放った翔くん。

全てを理解した俺とカズは、
翔くんの前で、仲良く真っ赤になった。


「奥に塗るタイプの軟膏を出しとくから、
カズにやってもらうといいよ♪」

...やってもらうって(*ノωノ)


俺たちさ、
今までの人生に...
お互いの存在に感謝して、

泣く泣く、
俺がいなくなった時の話までして、
ここに来たんだよ///

すげ~覚悟して、今、ここにいるんだよ!


それをさ...痔って///

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