Welcome to our party
第65章 snow white by のさまじょ
「なんで昨日の夜に言わないんだよ!?」
プリプリしながら運転しているカズ。
「そう…やいのやいの言うなよ…まじ、シンドいんだから…」
「だから、昨日のうちに点滴しときゃ、もっと楽だったかも知れないだろ!?」
「もー…わかったから…昨日はそう大したことないと思ってたんだよ…」
カズはロケが大雪で中止になって、早く帰ってきていた。
他の連中はスタジオだから、予定通りなんだろう。
早く帰ってきてくれて助かった…
「ごめんね…風邪、うつしたらごめんね…?」
「そんなこと気にすんなよ…お前の菌なら、喜んで貰ってやるよ…」
ぎゅっと手を握られた。
「うん…ありがと…」
身体に力が入らない。
ニノの運転はとても静かで、いつもより気を使ってくれてるみたいだった。
いつもは俺と同じくらい荒いって言われてるのに…
「カズ…?」
「ん?」
「好きだよ…」
「うん。俺も…」
またぎゅっと手を握ってくれた。
なんだかひどく安心できた。
カズが連絡しておいてくれたお蔭で、病院ではスムーズに診察してもらうことができた。
事務所いきつけの病院だから、話が早い。
点滴を打つことになって、病室を一つ充てがわれた。
プリプリしながら運転しているカズ。
「そう…やいのやいの言うなよ…まじ、シンドいんだから…」
「だから、昨日のうちに点滴しときゃ、もっと楽だったかも知れないだろ!?」
「もー…わかったから…昨日はそう大したことないと思ってたんだよ…」
カズはロケが大雪で中止になって、早く帰ってきていた。
他の連中はスタジオだから、予定通りなんだろう。
早く帰ってきてくれて助かった…
「ごめんね…風邪、うつしたらごめんね…?」
「そんなこと気にすんなよ…お前の菌なら、喜んで貰ってやるよ…」
ぎゅっと手を握られた。
「うん…ありがと…」
身体に力が入らない。
ニノの運転はとても静かで、いつもより気を使ってくれてるみたいだった。
いつもは俺と同じくらい荒いって言われてるのに…
「カズ…?」
「ん?」
「好きだよ…」
「うん。俺も…」
またぎゅっと手を握ってくれた。
なんだかひどく安心できた。
カズが連絡しておいてくれたお蔭で、病院ではスムーズに診察してもらうことができた。
事務所いきつけの病院だから、話が早い。
点滴を打つことになって、病室を一つ充てがわれた。