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第66章 まさき by きぃな
それからまさきは無事に回復し、俺も目まぐるしい日々に追われてはいるけど、充実していた。
そんな日々の中で、俺は先生が動物達に向けるこの上ない優しい眼差しがとても好きだった。
今日も入院している仔たちに向けられたその顔に見惚れていた。
「なんだ?」
突然振り返った先生に思わず目を逸らす。
って、女子か。
「なっ、なんでもないですっ」
「そう…か」
俺は慌てて仕事に戻る。
その時、先生の口角がニヤリと上がった事に気づくことなく……
翌日──
俺はどうも体調が優れなかった。
少し遅れる旨の連絡を入れ、朝イチで病院へ行き、風邪との診断を受け、職場へ向かった。
なんとか一日を終えた頃、体調が悪化。
ふがいなく帰り支度の最中に倒れてしまった。
俺をふわりと抱き上げる逞しい腕。
その腕の中は、消毒用のアルコールの匂い…
「せん…せ……ぇ…」
「……静かにしてろ」
俺はその腕に身体を委ねた。
そんな日々の中で、俺は先生が動物達に向けるこの上ない優しい眼差しがとても好きだった。
今日も入院している仔たちに向けられたその顔に見惚れていた。
「なんだ?」
突然振り返った先生に思わず目を逸らす。
って、女子か。
「なっ、なんでもないですっ」
「そう…か」
俺は慌てて仕事に戻る。
その時、先生の口角がニヤリと上がった事に気づくことなく……
翌日──
俺はどうも体調が優れなかった。
少し遅れる旨の連絡を入れ、朝イチで病院へ行き、風邪との診断を受け、職場へ向かった。
なんとか一日を終えた頃、体調が悪化。
ふがいなく帰り支度の最中に倒れてしまった。
俺をふわりと抱き上げる逞しい腕。
その腕の中は、消毒用のアルコールの匂い…
「せん…せ……ぇ…」
「……静かにしてろ」
俺はその腕に身体を委ねた。