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第74章 禁断の果実【target blue & xxx】 みきちん
緊張して強張った顔が、
パッと明るくなる。
「うわぁ、すごい!」
大きな窓から映し出されるのは
ライトアップされた満開の桜の木々。
ここは低い階なので、
真横から桜を見ることが出来る。
窓にへばりついて桜を見ている。
喜んでくれて良かった。
「絵、描く?」
「いいの?」
嬉しそうな顔したリーダーが俺を見る。
「一応、スケッチブックと色鉛筆
用意したから」
「ありがとう」
「どういたしまして」
「でも俺、
何もお返しできないよ?」
その言葉を待っていた。
きっとリーダーなら
お礼をしたいと言うと思っていた。
「大丈夫。絵が一段落したら、
俺の願い聞いてくれる?」
「えっ?なに?俺に出来ること?」
不思議そうに尋ねる。
「リーダーしか出来ないこと」
首を傾げて考えるリーダー。
「早く描かないと時間ないよ?」
「わかった」
桜を見つめ、
リーダーは絵を描き始めた。
パッと明るくなる。
「うわぁ、すごい!」
大きな窓から映し出されるのは
ライトアップされた満開の桜の木々。
ここは低い階なので、
真横から桜を見ることが出来る。
窓にへばりついて桜を見ている。
喜んでくれて良かった。
「絵、描く?」
「いいの?」
嬉しそうな顔したリーダーが俺を見る。
「一応、スケッチブックと色鉛筆
用意したから」
「ありがとう」
「どういたしまして」
「でも俺、
何もお返しできないよ?」
その言葉を待っていた。
きっとリーダーなら
お礼をしたいと言うと思っていた。
「大丈夫。絵が一段落したら、
俺の願い聞いてくれる?」
「えっ?なに?俺に出来ること?」
不思議そうに尋ねる。
「リーダーしか出来ないこと」
首を傾げて考えるリーダー。
「早く描かないと時間ないよ?」
「わかった」
桜を見つめ、
リーダーは絵を描き始めた。