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第77章 サクライロ by きぃな

「あのね……お願いがあるんだけど…」

数日後、俺は意を決して潤にお願いすることにした

「ん?なに?」

仕事で遅くに帰宅した潤
明日は久しぶりに二人一緒のオフだから、頼むのは今日しかない

「例のイメージが固まったの、協力してくれる?」
「もちろん、喜んで」

潤は軽めの夕食を掻き込むと、イスから立ち上がる

「あ、いや、疲れてるでしょ?先にお風呂に入ってきなよ、その間にあらかた準備しとくからさ」
「ふふ、ありがとう」

仕事で疲れてんのに、やっぱり優しいよな潤は

潤を風呂へ送り出し、俺はアトリエとして使っている部屋へ準備へと向かった

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