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第89章 五月雨 by アロエリーナ

…引いた?やっぱり、気持ち悪いよね…

「…っ、ヤバイ、うれしい」

彼は再び頬を赤らめ、肩を震わせた。そして…


「決めた!雅紀も俺のマンションで暮らそう。
今より勉強みてやれるし、ここより学校近いし。
叔母さんには下宿代わりと話して…ブツブツ」

ちょ、なに言って…

「五月雨を、まつより早く、家に来い!」

国語教師だからって、それはちょっと…


「俺も雅紀が好きだ!会うと抑えきかないから、会わないようにしてたんだ」

翔ちゃんは満面の笑みで、キツく抱き締めてきた。

「もう我慢できないっ…抱かせて雅紀!」

はぁあーー!?

怒涛の展開についていけず、言葉も出ない。

というか…翔ちゃんの厚い唇で口を塞がれ、
舌を吸われると、もう何も考えられなくなった。

男同士でこんなこと、ありえないのに…
不快感はまったく無くて、むしろ気持ちいい。

憧れてた君と、愛し合えるなんて、夢みたい…


あっという間に脱がされ、生まれたままの姿でベッドに押し倒される。

「しょうちゃ…オレ…」

「大丈夫。優しく教えるから」

あちこち愛撫されて、中心に熱が集まる。
乳首を弄られると、すぐに達してしまった。

「はぁっ…翔ちゃん、飲んだの!?」

「雅紀が欲しかったんだもん。もっと頂戴…」

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