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第94章 雨夜に咲く花、恋花火 by namako
襟を直そうとする翔君の手を捉え、そのまま中心へと導く。
「あ、もぉ…ばか…」
すっかり硬くなったソレに触れた途端、頬を赤く染める翔君。
「家まで我慢出来ない?」
「ん…ムリ…」
翔君の身体をベンチに横たえ、襟を割り開いた。
首筋を強めに吸うと、小さな痛みに翔君が眉を潜めた。
「さと…も…」
翔君が俺の胸元に唇を寄せた。
チリッとした痛みと共に、俺の胸にも赤い花が咲いた。
俺達の“誓いの儀式”だ。
浴衣の裾を割り、滑らかな肌に手を滑らせる。
ピクリと震える小さな反応を楽しむように、敢えて中心には触れず内腿を撫でた。
「あぁ…焦らさないで…」
涙で潤んだ瞳が俺を見上げる。
「ここ、どうして欲しい?」
意地悪に聞いてやる。
「…触って?」
恥ずかしげに顔を覆った手をそっと剥がし口付ける。
「良く出来ました」
内腿を撫でる手をその奥へと滑らせる。
そこは与えられる快感を待ち侘びるように、下着をしっとりと濡らしていた。
「ふふ、濡れてるね?」
「や、言わない…で…」
もじもじと擦り合わせようとする膝を、俺は両手で限界まで割り開いた。