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第95章 ひみつ by きぃな


「ん……っ」

目を開けると見慣れない天井
外で上がる花火の音が部屋に響く

「智くん、大丈夫?」
「しょ…」

心配そうに覗き込む翔の顔

「良かった、大丈夫そう」
「翔、おまえ…」

ふっと微笑うと、ベランダの大きな窓の側へ寄り、そこから見える花火を見上げる

上がる花火に照らされる翔の横顔
近寄って後ろからそっと抱き締める

「翔……何で隠してた…おまえ本当は…」
「うん、インキュバス…」

インキュバス…

「別に隠すつもりはなかったんだけど…」
「じゃあおまえ、俺とのセックス……足りてないだろ?」

黙って花火を見上げる翔

「手加減は要らないってこと…だな?」
「っ、あ…っ」

翔を窓横の壁に押し付けると、一気に上着を剥ぎ取る

指先をその肌に滑らせ、いつも痕を付ける場所を撫でた

「んっ」
「ふふっ、俺のタネをたっぷり注ぎ込んだ後で、吸ってやる」

俺は翔の前に跪くとズボンと下着をずり下ろし、その真ん中を口にする

「んっ、はぁっ、さと…っ」

すぐに俺の口内ではち切れんばかりにカタチを変える翔のもの

今日は満足するまで可愛がってやろう

「あっ、あぁ…っ」

チュッと強めに吸い上げると、呆気なく俺の口内に熱を吐き出す

それを全て飲み下し、口元を拭いながら立ち上がった

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