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第95章 ひみつ by きぃな


【櫻井side】

「あっ、あぁっ、んぅ…っ」

俺はベランダの大きな窓に手を付いて、後ろから智くんに突き上げられる

「んはっ、さとっ、んぅっ」

花火に照らされながらあげる甘い声は、その大きな音に掻き消される

「はぁっ、んっ、あぁっ」

一足早く俺が熱を吐き出す

「翔っ、一滴残らず受け取って…っ」

その刹那、智くんが深く強く突上げ、俺のナカに広がっていく熱

体の力が抜けそうな俺を支えながら、ガラス越しに智くんがニヤリと笑う

「まだこんなもんじゃ足りないだろ?」
「っはぁ、あっ、あっ、あぁ…っ」

智くん、本当に手加減してたんだ…


俺は智くんに揺さぶり続けられ、何度目かの絶頂で意識を手放した

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