あなたに精力うばわれちゃいます!
第2章 捲土重来
「ちょっ!朝霧くん!!?」
「黙れ」
一言ピシャリと言い放ち、脱がされた下着は私の足首にポツンとぶら下げられた。
「(なんか脱がし方がやらしいよ……)」
そう思っただけでも、私の秘部はキュンッと締め付けられる。
そしてその部分をマジマジと見つめる朝霧くん。
どうしてそんなに見つめるの…恥ずかしいよ…。
「…これ、なんだ?」
つん、と一回目は控えめに私のアソコをつついたが、二回目以降は容赦無しにつついてくる。
「やんっ…ぁ…う……っ、こ、これっ…て?」
「これ。……もしかして、自分でおもちゃを入れたことも覚えてないのか…?」
「ひぅっ……おも、あんっ、…ちゃ?……やっ…話してる途中で激しくしないでぇっ!」
初めはつついてる、と思っていたがだんだん違うと分かってきた。
それは、私の中にある《あるもの》を取り出すような感覚だったからだ。
私は抜かれる時も、身体が敏感になってしまっているため我慢出来ずに喘ぎ声が漏れる。
「ッああぁあ!」
私が大絶叫したと同時に、《あるもの》は朝霧くんの手によって抜かれた。