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葉子「…痛たぁ」

正行「少し我慢してください」

葉子「…」

正行「何があったかは聞きません、でも
裸足で外を歩くのは医者としてオススメ
は出来ませんね」

葉子「…あの、先生」

正行「？」

葉子「先生…」


倒れ込むように
正行の胸に飛び込んだ葉子
ここから先、正行が食いついてくれるか
賭けだった


正行「あ、あの…」

葉子「先生…私、先生が…」

正行「困ります…僕には妻がい…」

葉子「…」

正行「あっ…」

葉子「キス、キスして先生…」

正行「…」


目を閉じ
キスをねだった
覚悟はしていたが自分からは嫌

自分から正行にキスするなんて嫌だった
本当はしたくない
だけど…


正行「あ…っ…じゃあ…」

葉子「…ンッ、ぁ、ンンッ、ん…」


葉子に求められ
唇を近づけキスをした正行
そのまま治療で使うベッドに二人して横
になり…


正行「ハァハァ…」

葉子「…ぁ…先生っ…」

正行「いいの？本当に…その…」

葉子「そんなの決まってる、恥ずかしい
から言わせないで…」

正行「…ぅんっ」

葉子「…」


全ては寛一の為…