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正行「もういいだろう、他の女の話は終
わり」


そう言うと
情事を再開しようとした正行
だけど葉子は…


葉子「先生、私もう行かなきゃ…」

正行「は？」

葉子「また来ますね」

正行「あ…」

葉子「…」


葉子の事
もっと聞きたかったが
怪しまれないよう今日はこの辺にし
身支度を整えると何事もなかったように
病室を出た


葉子「焦らない、ゆっくり…」


終末への計画はまだ始まったばかり
焦らずじっくりと
確実に…


葉子「…」

寛一「葉子、葉子！！」

葉子「寛一」

寛一「葉子、お前勝手に一人で外出るな
よ、心配するだろ」

葉子「心配してくれたの？」

寛一「当たり前だろう、さっ帰ろう」

葉子「うんっ」


確実に奴の息の根を止めてみせる


葉子「…」


この身に代えても絶対…